ぐるりの学校 #巨大シャボン玉

毎週金曜日:尼崎市の西武庫公園で開催しているぐるりの学校
今日は5人の参加者が来てくれました!

子供が多くなると、考えさせられることも何倍にも膨れ上がります!
学び多き時間を本当にありがとうございました!

まだまだまとまっていませんが、活動報告をご覧ください

ぐるりの学校#5

今日のぐるりの学校は巨大シャボン玉!
いつも定期的に来てくれる子供に少しでも
友達との関わりを増やしてあげたいと思い、
ちょっとしたイベントとして、シャボン玉づくりを打ち出しました!

結論大成功でした!

子供は金曜日史上過去最多の5人が参加してくれ、
大盛り上がりでしたね。

子供だけでなく大人もテンションが上がるほどの巨大シャボン玉。
小学1年生には少し難しかったですが、割合を学びながら
複数の液体を調合し、つぶれにくいシャボン玉液を自作しました!

またシャボン玉を飛ばすための装置も、大人と協力しながら自作し、
全てがDIYで大反響。

飽きてきた子供は木登りをしたり野球をしたり、
お母さんたちで集まって世間話をしたりと、
素敵な空間がそこには広がってましたね~

子供同士のかかわりが必要な理由

今日は久しぶりに複数人の子供が集まったことで気づいたこととして、
子供同士の関わりは本当に大切。

というのも、大人-子供間では
子供が要求したい非言語的なニュアンスや、希望を
無意識にくみ取ってしまう部分が多く、子供にとって良くも悪くも居心地のいい場所になってしまう。

一方で子供同士だと、希望が通らなかったり、意地悪をしあったりと
たくさんの齟齬が生じやすく、
社会的なコミュニケーションにとって最も大切な部分は
同年代の子供同士でしか学べない空間があること
を知りました。

当たり前ですが、この経験は子供にとって重要で、
小さい頃からこの密度の濃い関係性を形成するための経験値を獲得することが、
年齢が上がってもセルフコントロールや仲間づくりに大きく関わってくる。

ぐるりの学校は何を大切にするか

今日の子供たちを見ていると、やっぱり
子供たちに何を伝えたいのか。
子供たちに何を経験してもらいたいのか。
子供たちに何を得てほしいのか。


このような軸は明確に持っていたほうがいいと感じた。
これまでは、「子供の自由な」「子供主体の」と手段を掲げてきた。
そこには「こんな大人になってほしい」という具体的な強いイメージはなく、
「子供それぞれで学びたいものや学べるものが違っていていいよね」という
自由度・抽象度の高い思いがあった。

一方で、その先にどんな子供の未来があるのか。学校を作っていくうえでは、
子供の未来を見据えた見守りができるようになっているべきだと思うし。
子供の未来を見据える具体的なビジョンや理念があっての自由な手段であるべきなのだと感じた。

もちろんそこに凝り固まりすぎてもいけない。
この「自由度・抽象度の高い手段」「具体的なビジョンや理念」のバランスが最も大切で、
我々大人も一本の軸をもって子供と関わる上では、後者にもっと時間をかけて考えていってもいいのだ。

そして僕が出したぐるりの学校に来た子供たちに得てもらいたいことの結論は、
「自分のやりたいこと・好きなことを自信をもって言える」
「そして、それに向かって仲間を集めて前に進むことができる」

そんな子供たちが多くいる空間を作りたいと強く思ったのだ。


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