ぐるりの学校は地域の繋がりを大切にする

今日はあいにくの雨。
ぐるりの学校は子供が集まらず中止。
※ぐるりの学校の詳しい情報についてはこちら

だからって時間を無駄にはしない。
ぐるりの学校メンバーで、どうして子供が集まらないのか。
今後はどうしたらいいのかを話し合い。

出した答えが、
①自由に使える拠点を作る
②地域とつながる

この2点だ。

ということで、今日は拠点探しの旅と、繋がりを増やしていく旅へ!
またまた最高の出会いがありました!

今日の活動報告

地域の駒遊びの団体とボーイスカウトの団体代表者との出会い

まず初めに、駒遊びの団体代表の方とボーイスカウトの団体代表の方とお会いし、
西武庫公園(兵庫県尼崎)の倉庫を使わせていただくご相談をした。

これがまた素敵な人たちばかり。昔から長い年月公園で活動しているシニアの方々ですが、
新参者として活動しているぐるりの学校を快く受け入れてくださり
公園の倉庫の使用を許してくださった。ありがとう大好きです。

また、駒遊びやボーイスカウトの知識を学びに今月合同でイベントを開催する話をして、
お互いの足りない部分を補いながらいい街づくりにつながて行こうという流れになった。

駒やボーイスカウトは若い人がなかなか参入できておらず、受け継ぐことも困難なようで、
僕らがとても興味ある分野だったので、協力しない理由がありません笑

最高のおばあちゃんとの出会い

僕らはこちらの方を「おたあさん」と呼んでいる。
先週初めて道で出会ったときに声をかけた「おたあさん」
この人が最高なんです。
地域とのつながりもさることながら、行動力が半端ない。
とても80とは思えない歩くスピード。

猪突猛進に、地域の方をつなげてくれるし、何といっても子供が大好きで、
僕らの活動に大きく賛同してくれた。

また過去の経歴も素敵で、常に自分で主体的に人生を豊かにする活動を取り組んでいる。
僕らもこんなおじいちゃんおばあちゃんになりたいなと思うのだ。

やっぱり出会いは最高で。心を躍らせてくれる。

地域の不動産との出会い

こちらの方は「おたあさん」のご紹介で、
飛び込みで僕らの活動を伝え、協力できそうな拠点や場所がないかどうかの相談に乗ってくれた。

どうしても公園周辺は人気地域のため、有力な候補はなかったものの、
学校作りの方向性に共感してくれ、
「もっと、市や学校を巻き込むのもいいかもね」

という、新たな視点を見出してくれた。

これからもつながっていこう。

地域の地主さんとの出会い

この西武庫地域では、ある特定の地主の方が土地を所有していることが多いらしく、
その方のところに僕らと「おたあさん」と一緒に飛び込みで掛け合いに行った。

内容はこうだ。
「子供の遊び場を作りたいから、あそこの空き地を僕らに無料で貸してください!」
以下にも猪突猛進な交渉。
そして不十分な交渉だ。

見ず知らずの若者が空き地を貸してくれと言って、貸してくれるわけもない。笑
分かっているが、その地主さんは優しかった。

結果はNoだったが、にこやかに僕らの話を最後まで聞いてくれた。
勝手に僕らはこれから毎回交渉に出向いたら、拠点を獲得できるのでは?
と今でも本気で思っている。笑

どこまでもポジティブなあほな顔して何度もかけ合おうと思う。

僕らが拠点を探す理由

僕らが拠点を探す理由は2つ
①子供と親の安心感
②自由に思いや気持ちを表現できる空間
の必要性を感じたからだ。

学校を始めてわかったが、
いかにこちらが学校と表したとしても、
参加する子供や親が安心して預けられる場所は、
やはり拠点があって、付随して近くに広く多様な自然体験ができる場所じゃないかと思うのだ。

始める前からうすうす気づいていたものの、
平日に最初に来てくれる子と言えば、
現在学校に行けていない不登校の子供。

でもその学校に行きづらい重い腰をぐるりの学校に向けてくれるには
こちらの間口を広く低く持ち安心感を表現する必要がある。

その際に、「公園でやってます」では不十分で。
いつもここにいて、ここに来たらいつでも迎えられるよ。
親御さんも預けて自分の時間を使えるよ、とする必要がある。

また地域の公園は自由に見えて全然自由ではない。
どうしても管理している市町村の許可なくいろんなものをいじれなければ
置いておくことすらできない。

学校とは単発で1日1回のイベントというよりも
長期的な機関に及ぶ活動などの中で
コミュニティを育み、大きな経験をできる場所であるべきだと考えている。

その2つの理由から拠点はやっぱり必要だと感じる!

僕らが地域とのつながりを必要とする理由

僕らが地域とのつながりを必要とする理由は2つある
①まずは、拠点や人を集めないと何も始まらない(お金を使わずに)
②子供が集まった後の活動でも地域とのつながりで、学校では味わえない多様な経験を提供できる

僕らは教育や子供を育てる上でお金の動きをなるべく少なくしたい。
理由としてはいろんな環境で再現性が高い活動に価値があるし、
子供の選択肢を増やす目的もあるこのぐるりの学校において、
お金という間口を狭める活動は本望ではないからだ。

継続する上での必要最低限な資金は今後考えるものの、
本当に必要としている人にすぐ提供できる場でありたいと思う。

そうなると拠点も人も信頼関係の中で
助け合って獲得していく必要があり、その地域の方々に共感してもらい
地域全体で
「ああ、ぐるりの学校ね。最近本当に子供が楽しそうに学んでいるところじゃない」
という認識を持ってもらう必要があるのだ。

また子供が実際に集まってもらった後も、
拠点や公園だけに縛られず、いろんな社会と接する機会を作りたい。
公立小学校であるようなありふれた職業体験ではなく、
例えば商売のノウハウを肌で感じるために
修学旅行の旅費をフリーマーケットやお手伝いをしてお金を確保する体験。

他にもパン作りのためにパンのプロの人たちとつながり、
自分で電話やアポを取って解決していく術を学んでほしい。

そういった学校を作っていくうえで、
僕らが学校を作る前段階で、大人がそれと同じ経験をしていることは重要であると感じる。

つまり学校作りも地域の方々に助け合ってもらいながら作り上げ、
学校を作った後も地域の方々に見守られながら成長していく形が
理想としているのだ。

まだまだ道のりは長いが、できることは何もかも実践していく。

最高の学校を作って見せる。
「ぐるりの学校」こうご期待。

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