新年度が明けて、この5月1日をもってぐるりミライスクールが3周年を迎えました。
これまでこのぐるりミライスクールは地域の皆さまに、そしていつも来てくれている子ども達に、
そしてそして、ぐるりの想いに共感し送り出してくださっている保護者の皆さまのおかげさまで、
ここまで来ることができました。これからも末永いスクールとなれるよう、強く太く長く続けていきます!
新年度が始まり、1年半前ぐらいから始まったあき先生の英語の時間は少し方向性を変えてみました。
というよりも、どちらかというと最初の頃に戻したと言ってもいいかもしれません。
英語と聞くと、斜に構えてしまいがちですが、あき先生のこの時間は勉強というよりもコミュニケーション遊び
といった感じ。英検メンバーが試験に向けて知識を蓄えようとしていた時期は、
少し勉強よりになっていた時期もありましたが、この新年度をもって初期の言葉遊びに戻してみました。
理由は単純で、シンプルにおもしろいあき先生とたくさんの子どもが関わってほしいということ。
英語という未知の言語を使い、身体を動かし、頭を動かし、出来なさそうで出来る感覚を
たくさんの子ども達にも触れてもらいたいと思ったからでした。
そのため、今の中学生を中心に行われていたこの時間は、4,5年生を主な対象として行い始めました。
もちろん初めて英語に触れる機会となっている子どもたちもいるので、最初は億劫な顔をしている子どもも
いましたが、時間が経つにつれあき先生のつかみどころがおもしろさにのめり込んでいく様子。
距離を取って最初は行っていましたが、最終的にはみんなあき先生の周りを取り囲みながら
笑顔たくさんでちょっとした英語に触れながらしゃべっていました。
僕自身は子どもの頃はこういった経験はほとんどなく、勉強として英語に触れることが多かったため、
何かと窮屈な思いをしながら、「どうせ日本にいるんだから、日本語だけでいいだろ」と思っていました。
結果的に考えが変わって留学をしてみたわけですが、いかんせん最初の頃は机上の英語と、現場の英語は
同じ言語とは思えないほど、違うもので、そしてなにより英語をしゃべっている自分が気恥ずかしくて、
海外の人とのコミュニケーションに困ったのを覚えています。
そういう意味では、勉強として英語に触れるのではなく、コミュニケーションとして英語に触れはじめ、
みんなでしゃべってみる体験は案外大切な経験で、今後は自動翻訳機が主流となる時代かもしれませんが、
人と人とのコミュニケーションツールとして新しい言語に触れてみることは子どもたちにとって
重要なことだと感じます。
僕は海外にいるとき、言語は有形のものだけでなく、万国共通して無形のものにも意味を持たせてくれる
ものであり、後者の方が、人として大切なものなのだろうなと改めて感じたことがあります。
つまり「机」=「「desk」のように形あるものに各言語であてはまる言葉があるのは当然だと思いますが、
「おはよう」=「Good morning」、「愛している」=「Love」のように人の感情を表す言葉や挨拶は
無形のものであるのにもかかわらず、必ずどの言語にもそこに当てはまる言葉があります。
これはどんな文化、どんな歴史があろうと、人間の進化、成長には必要なものであったからこそ、
どんな言語にも挨拶や感情を表す言葉が例外なく存在しているんだろうなと思います。
まあ子どもたちはそこまで考えることはないかもしれませんが、時を経て新たなチャレンジをしていると
ふと気づかされる人間の真理みたいなものにも出くわすことは少なくありません。
そんなキッカケになるような種まきをあき先生と共に作っていけたらなと思っています。
遠いところ隔週で来てくださるあき先生には感謝感謝です。
荻洋仁
