力を貸したいと思わせる力

さて、ついに夏休みが終わります。ぐるりミライスクールは夏休みと言われるほど

  休みなことはなく、ほとんど日常が進んでいたのですが、サマースクールとして来てくれていた子どもも

  たくさんいて、とても賑やかな1か月だったなと思います。

  そんな夏休みのある日の出来事。

  いつものように少年少女たちが公園内にある池の方で虫取りをしたり川遊びをしていました。

  その日は月に一度の池の掃除の日だったようで、緑化協会のスタッフさんが3名ほどトラックと共に

  池の周りに来ていたので、「すぐにどいてよ~」と言われるのかなと思いながら遠巻きに観察していると、

  いつも以上に大きな声でキャッキャキャッキャと騒ぐ少年少女たち。

  その時間は想像以上に長く、「あれ?注意されてないのか~」と何となく見ていましたが、

  なかなか帰ってこないので様子を見に行くと池の水を抜いているスタッフの皆さんをしり目に

  水位が下がって逃げられなくなったザリガニや魚、オタマジャクシなどを

  これでもかギャーギャー言いながら集めまくるぐるりっ子の姿がそこにありました。

  スタッフの皆さんはそれを面白おかしく笑いながら見守ってくださり、子どもたちはその空間が

  楽しすぎて、安心すぎて、興奮が全く冷めずに2時間ほど経過、ザリガニは50匹ほど、

  魚は100匹ほど集めている子ども達。もう35度を超える夏ということを忘れるぐらい

  没頭する子どもたちに感心しましたし、それらを温かく見守ってくれるスタッフの皆様にも感謝だなと。

  そしてもちろん感謝はあれど、これだけ興奮して楽しんで、純粋にやりたいんだとキラキラした目で

  集まって来られたら、僕がスタッフでも同じように子どもたちにその場を譲っただろうなと思う節もあり、

  つくづく子どもたちの純粋無垢なキラキラした目は人の心を動かすんだなと嬉しくなりました。

  その後少しスタッフさんに任せてその場を離れて次に戻ってきたときには

  すでに池に行って4時間程経っていて、まだ同じことしてんのかなと思ったら、次は全員で

  スタッフさんの池掃除を子どもたち全員で手伝っていました笑

  ぐるり中の掃除はピーピー文句を言いますが、池掃除となると楽しそうに自分からやっていました。

  もちろん池掃除という未知の出来事だったからこそ楽しんでやっていた要素も

  あったんだろうなと思いますが、子どもたちが純粋にこの池掃除のスタッフさんのお手伝いをしたいと

  思えたことも一つの要素なんだろうなと思ったら、僕らも何か学ぶべきところがそこにあるなと

  勝手に反省したりしてました。

  まあ兎にも角にも夏休みの企画として動いたサマーキャンプや夏祭り、里山センターなどとは

  また違った意味で素敵な空間、景色を緑化協会のスタッフさんと子どもたちが

  自然発生的に作ってくれました。なつやすみ!おわり!