上を目指すことの大切さ

2025年ももうすぐ終わりが近づいています。新しい仲間も加わったり、新たな船出を応援したり、

  いろいろなことがあった2025年です。2022年のプレ開校から3周年を経て、ここまで紡ぐことができたのは

  保護者の方、子どもたちのおかげだと改めて感謝の気持ちでいっぱいです。今年もお世話になりました。

  そして来年はもっともっと飛躍の年にすることをここに近い、新年を待ちわびたい所存であります。

  今月のトピックと言えばやっぱりフルマラソンリレー。途中から参加した人も合わせれば、

  総勢16名の仲間がタスキを繋ぎ、無事42.195キロを走破しました。去年の記録を15分以上も更新し、

  3時間20分で走り切りました。大学時代初めて僕がフルマラソンをしたときのタイムが3時間30分だったので、

  それを越されてしまったことが少し寂しくもあり、誇らしくもあり個人的にもとても楽しい1日になりました。

  途中で仲間に託してリタイアする人もいましたが、いろんな仲間がそれをカバーしあい、

  ゴール直前前まで周回遅れだった先行チームを抜き去り感動のフィニッシュ!最終順位は50チーム中42位でしたが、

  多分一番ゴール前で盛り上がっていた気がします。笑

  このフルマラソンを走りながら感じていたことは、「上を目指すことの大切さ」

  昨今の社会では多様性や、個別性を重要視するべきという風潮があり、周りと比べることは悪で、

  自分の敵は自分であるべきという、ある種の当たり前が構築されつつあるように感じます。

  この流れは今までの行き過ぎた他者からの評価軸や世間体というものが、

  豊かになったこれからの日本(世界)を生きていく上で、邪魔になったり、矛盾を生じさせたりしすぎることから

  生まれた文化、価値観だと認識しています。

  ただ、僕はこの風潮の行き過ぎにも警笛を鳴らしたい。

  「周りと比べず、自分で自分のことを考えて選択する」というのは理想に近い形であることは百も承知です。

  ただ自分の長所や短所など、自分のことを深く理解するためにも人との比較は必要な工程だと思っています。

  自分が料理が得意なのか、自分が優しい人なのか、自分が頭の回転が速い方なのか、0→1が得意なのか、

  要領がいい方なのかなどなど、結局は好き嫌いのこと以外の自分の特徴をつかむには、必ず他者との比較が

  必要になると思っています。

  今回のフルマラソンでも、「1位は難しい。ただひとつ前の順位の人を追いかけ、意識し、そこには絶対負けない」

  と心に決めて、みんなで走ったことで、去年の自分たちを超えてここまで走ることができたんだろうなと思います。

  ちなみに最後に標的となる相手を抜かしたしょうちゃんの最終周回なんて大人を除けば、

  今回ぐるりチームとして走った子どもの中では一番早かったんです。

  今回走ったメンバーの中で最年少の彼が、自分の限界を超えて最速でゴールテープを切る

  その姿はやっぱり感動的だし、本人はもちろんのこと、

  他のチームメンバーにも大きな刺激を与えてくれたと感じています。

  

  これもある種、相手に対して勝ちたいという気持ちが強かったからこその結果なのかなと思うと、

  他者を意識し、比較し、最終的に自分たちの限界を超える経験は子どもたちだけでなく大人も含めて、

  人の成長の大切な機会だと感じています。

  人と比較することは過度になると自分を苦しめる要素になりますが、上手にバランスを取りながら

  それでも上を目指せる時は僕らの成長の第一歩だと思うので、そんなキッカケをこれからも作っていきたいと

  感じることができました。

  みんな違ってみんないい。そう達観することも大切かもしれませんが、子どものうちに盲目的に

  上を目指す経験は、それはそれで否定されるべきものではないなと改めて感じた一日でした。

  これは僕自身が高校生まで盲目的に部活と勉強に飲み打ち込んだからこそ感じることであり絶対的な正解ではない。

  ただ、そう提言を残して今年を終わりたい。そう感じた1年でありました。

  僕は来年本気で日本を変えに動きます。そう思わせてくれてありがとう、子どもたち!!!!!!!

  そう宣言して今年最後のコラムを締めくくります。来年も皆様よろしくお願いいたします!

                                                    荻洋仁

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